2020-03-05 第201回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
○江藤国務大臣 外国の港に寄港する我が国の遠洋漁船は、遠洋マグロはえ縄漁船中心でございますが、大体二百隻程度あります。それに加えて、私たちのところも取締り船を多数保有しておりますので、これについても注意をしていかなければならないと思っております。
○江藤国務大臣 外国の港に寄港する我が国の遠洋漁船は、遠洋マグロはえ縄漁船中心でございますが、大体二百隻程度あります。それに加えて、私たちのところも取締り船を多数保有しておりますので、これについても注意をしていかなければならないと思っております。
○本川政府参考人 ブラジルの排他的経済水域におきまして、平成二十三年から、日本の遠洋マグロはえ縄漁船が、ブラジルの法人に漁船を貸し渡す方式で、許可を受けて操業を行っておりました。
大西洋クロマグロ、またミナミマグロもそうでございますが、漁獲する我が国の遠洋マグロはえ縄漁船は、一年を通じまして、大西洋クロマグロ、またミナミマグロだけを漁獲しているわけではございません。それ以外の、これら大西洋クロマグロ、またミナミマグロの漁期以外は、御案内のとおり、メバチまたキハダを漁獲しているわけでございます。
○山田政府参考人 今委員からお話がありましたように、平成十年の十月にFAOの場で政府間協議が行われまして、マグロはえ縄漁船について二〇%から三〇%の削減をすることが必要だということで、我が国も、遠洋マグロはえ縄漁船の二割に相当する隻数を、十一年三月末までに廃業届を出していただくということで減船を実施したところでございます。 しかしながら、その後、状況がかなり変わったということがございます。
大西洋におけるクロマグロを漁獲する我が国の遠洋マグロはえ縄漁船は、一年を通じてクロマグロのみを漁獲しているのではなく、クロマグロの漁期以外はメバチやキハダを漁獲しております。
近年、このような台湾系と呼ばれる遠洋マグロはえ縄漁船が日本船として相当存在すると言われておりますが、この台湾漁業、かねてから国際資源管理に非協力的で、日本が減船、船を減らす中、自分の船をどんどんふやしていって、その勢力を伸ばして、今のマグロ資源の減少に拍車をかけてきました。
これは、二〇〇四年からメバチマグロの漁獲量規制が導入されたこと、さらに、二〇〇五年から台湾が大規模な遠洋マグロはえ縄漁船の減船を実施した影響によるものと考えております。
さらに、現在、我が国遠洋マグロはえ縄漁船が余り利用しておりませんインド洋等での漁場調査を実施することとしております。これによりまして、新規漁場の開拓を図るとともに、二国間の漁業交渉を積極的に展開いたしまして、これらの水域の外国の排他的経済水域等におけます漁場確保に努めてまいりたいというふうに考えてございます。
○中須政府委員 御指摘のとおり、現在、大部分の遠洋マグロはえ縄漁船については、冷凍設備の冷媒としてフロンを使っているという実態にございます。実はこのフロンについては、御承知のとおり、オゾン層を破壊する物質ということで、いわゆる環境基本法に基づく環境基本計画によって、回収、再利用あるいは破壊をするということ自体がそもそも求められている、こういうことでございます。
特に、韓国につきましては、いろいろこれまでの協議の状況を御報告いたしますと、韓国自体、遠洋マグロはえ縄漁船が近年かなり隻数が減っている。最近のデータでいえば、二百四十五隻から二百三隻まで減ってきている、こういうふうな状況にあって、大変船齢の古い船がございます。
FAOの漁獲量削減計画に即して、我が国の遠洋マグロはえ縄漁船が二割、約百三十隻を減船する、そういうような動きになっております。世界のマグロ資源は低水準にあり、世界の資源を回復させるためには、最大の漁船規模を有する我が国が率先してFAOの計画を推進することも、ある意味では必要である。
平成二年の我が国の遠洋マグロはえ縄漁船総数は七百九十一隻、そのうちミナミマグロ対象漁船は約二百五十隻ということでございますが、本条約によりまして、この二百五十隻の漁船が将来減船をせざるを得ないような状況になるのではないかということが大変懸念をされているわけでございますが、その辺の見通しについて教えていただきたいと思います。